ひとりひとりが変えなければ、きっと同じことが繰り返される・・<「原発都民投票」直接請求>活動から、その2

“どうする原発!! 都民投票条例制定を求める「直接請求」 くにたちスタート集会”がありました

立川駅前で署名活動をしていると・・
 「ちょっと聞くけど、電気がなくなったら私たちの生活はどうなるの!考えて反対しているの!」と私の前で言ったかと思うと、すぐにスタスタ歩いて行かれてしまったご婦人の方。
 「東電だけの責任じゃないんだよ!わかってんの!政府が悪いんだよ!」と2度引き返し、歩きながら叫ばれていった紳士の方。

 ほんとうに言いたいこといっぱいありますよね。
 ぜひ、止まって話していただきたかった。

「孫が汚染濃度の高いホットスポット地域に住んでいて鼻血が止まらない。医者に見せると気のせいだ。と言われた。今はうちに娘と避難させている。」と目を潤ませながら署名したいと言われた京都の方。

原発のことを考えるたびに、私は大学時代、広島の友人から聞いた話を思い出します。
彼女はひろしまに原爆が落とされてから17年後に生まれた被爆2世にあたります。小学校から長期の休み(春休み、夏休み、冬休み)が終わるたび毎回、1〜2個の机には持ち主がいなくなり、花束が飾られたそうです。「次の休みには私の机もきっと同じになるかも」と思い怖かったの、と最後にポツリ。

 また、福島の子どもたちは孫の代までこの苦しみを味わうのでしょうか。

写真は12月18日(日)“どうする原発!! 都民投票条例制定を求める「直接請求」 くにたちスタート集会”の様子です。 (M.F記)