走りはじめた関口市政

「6月議会についてきく会」開催

 8月7日夜、市民体育館2階会議室は70人近い市民でいっぱいになった。
 この会は、4月の選挙で一新された(?)国立議会について、関口新市長から直接から直接報告を聞こうと呼びかけた市民の実行委員会により開催された。全議員にも出席を依頼したとのこと。この日は高原、小沢、重松、藤田、池田、上村議員、ネットから板谷、小川議員が出席した。
 市長からは、まず「講演会ポスター掲示」の件で議会がストップしたことや、人事案件が提出できなかったこと、また、駅周辺まちづくりの方針案については紛糾することを承知で、「基本方針」を提出したことなどが話された。駅舎デザインの報道をめぐってJRとはトラブル続きだったが、ここへきてやっと都の建設局長とも話しができる状態になったとか、市長会の役割も含め市長の職責の重さを実感している様子だった。
 その他、新市長として、職員の市民対応について、窓口では市民が「自分が大切にされていると思って帰れるように!!」電話は自分の名前を言って出るようになど指導しているとのこと。市報は、親しみやすく、市民の声が反映するような内容をめざしているとのことでした。
 出席議員からの報告では議会改革のきざしも感じられたが、質疑の時間は短く、ややものたりなかった。
 9月議会の課題では、副市長・教育委員・監査委員等の人事と補正予算が必要な国立駅周辺をめぐる問題がクローズアップされそう。こうした機会を数多く持つことで、市民と議会と行政の見える関係がすすみ新しいまちづくりに大いに役立つと思う。