ご存知ですか? くにたち駅周辺が動き出します!
赤い三角屋根のくにたち駅舎の両脇にビル???!
2006年10月8日に幕を下ろした赤い三角屋根の旧国立駅舎(元生活者ネットワーク市議会議員・板谷のり子のアーカイブに詳しく ここより)が、2020年度を目処に再築されます。
ところが、駅前の景観を含めたまちづくりはいつのまにか置き去りのまま。
先日、JRが私有地に商業的用途ビル建設を計画しているという記事が読売新聞、日経新聞に掲載されていました。それも復元する駅舎の両脇に隣接する形で。
8月25日に商協ビル2階「さくらホール」にて、国立市まちづくり推進四団体協議会の主催で行われた「JR国立駅南口建物の建設について考える集い」にネットメンバーが参加してきました。
会場は満員。このシンポジウムでは、駅舎を箱根土地(株)が建築し、鉄道省(現JR東日本)に寄付した時に交わした覚書が紹介されました。この覚書には、駅舎など停車場用地は交通、外観を考慮し入念に建築するものとすることが書かれています。しかし、JRの計画では、駅舎両脇6.5mと10m(駅入口への通路を含む)のスペースをとっただけの位置に4階建て程度のビルを建てるとのことです。景観を大事にして赤い三角屋根の駅舎保存を希望した国立市だったはず。住みよいまち、誇りにしたいまちを思い、市民一丸となって対応していく必要がありと感じました。
最後に、主催した協議会の要望書案を添付します。