竹芝埠頭の向かい側は、月島ふ頭。NHKの朝の連続小説「瞳」の舞台にもなりましたね。勝鬨橋、もんじゃ、佃煮・・下町を連想しませんか。
船は、月島ふ頭と晴海ふ頭の間、朝潮運河を進み、佃水門を通って、今度は、豊洲ふ頭へと回りこみます。
“豊洲”といえば、市場の移転先として土壌汚染のある問題の場所ですが、オリンピックが開催されない今となっては、コンベンションセンター予定地として確保されていた晴海ふ頭でも良いのでは?
しかし、臨海新交通臨海線には、すでに「市場前」と言う駅があることに驚かされます!
レインボーブリッジをくぐると、台場、有明、青海の3地区から成る臨海副都心です。
砲台跡のある第三台場と、立ち入り禁止の鳥の島に囲まれた入り江にはお台場海浜公園があり、800mにおよぶ人工ビーチでは対岸の超高層ビルを眺めながら、のんびりと砂浜遊びやボードセーリングが楽しめるとか・・・。
なにやら観光案内のようになってしまいますが、この臨海副都心には、それぞれの自然を生かした海浜公園から、大型店舗やまた商業施設、温泉に至るまであり、メトロやゆりかもめ、都バス、シーバスといった様々な交通手段の発達のおかげで、気軽に行けるレジャータウンのひとつになりつつあります。
東京港トンネルの上を通り、湾の出口に向かうと、右も左もコンテナふ頭。
貿易船は大型で、レインボーブリッジより中に入れないために、橋より外海側の青海ふ頭、大井ふ頭でコンテナの荷揚げや積み出しを行います。
船は青海ふ頭と中央防波堤の間へと入ります。間といっても大型船関の航路となるため、臨海副都心辺りとは違い、かなり幅が広く視界もぐっと広がります。
昔でいう江戸前の魚も、この辺りでは獲れるらしく海鳥の姿が目に付きました。船もスピードアップ!! まだ、風が気持ちいいと感じられたのは中央防波堤の内側であるここまで(・・〆)
この後、まだまだ、続く・の・・です・・・・