「こだわって地域 変えます!議会 つくります!仕事」というスローガンが決まるまで、今回の東京・生活者ネットワークの統一地方選挙政策は、2年をついやして作成された。それだけに、その一言一言には重みがある。ところが、選挙戦というのは、たった一週間。それまでにいろいろとレポートを出してはきたが、期間中の遊説で、どれだけ語れたか。遊説カーで、どれだけアピールできたか。公報の3人のスペースで、どれだけ伝わったか。いずれも不安なものがある。国立ネットの政策の柱は9本だったが、最終版では、板谷が「議会改革」を、あべが「誰もが自分らしく暮らすための地域福祉」を、小川が「子育ちの環境づくり」を訴えた。3人のこの思いと、市長選をからめて、市民参加の大きな意味を問うた大西ゆき子の遊説も光っていた。
少々ひやひやさせられた開票も、結果は、現職が新人を押し上げる形で、良い感じに入れていただいた。3選対が同じ選挙事務所でゴチャゴチャと仲良く出入りして、関口選対にも協力しながら、冷たい雨の中もホットな気持ちで戦った! 思わず、誰にも、“ありがとう”が言いたい気分。公職選挙法上は、お礼は言えないなんて……。
国立ネット選対事務局長:榊原茂子