日本が戦争なんて、ありえないこと?本当に?

たまにはまじめに考えるフジタ

今、国立・生活者ネットワークはてんやわんやの大騒ぎ。なぜでしょう??

とりあえず、今の私はその騒ぎをよそに(原稿がないので中断してしまっただけ。やる仕事はいっぱいありそうだけど声かけるとドバッときそうなのでパソコンを更新しているフリ、内緒、ないしょ・・)「無防備平和条例は可能だ−国立市議会審議の記録−」の本を読んでいます。国立市での条例制定の直接請求署名活動にほんの少し参加(2時間くらい)させていただきました。通りがかりの人に説明するわけですが、その中のおひとかたが私に「日本が戦争なんてしない、しない。ありえない。そんなこと考える必要ないよ。」と。

・・ある年の9月11日にアメリカ合衆国のビルがテロリストにより崩壊されてしまいました。その首謀者が潜伏している、という理由でアフガニスタンは攻撃されました。私のめったに会わない友人がちょうどその時、首都カブールに滞在していました。その10ヶ月前に10年位ぶりに新宿であったところだったのですが。その時、彼女は「カブールの国連難民高等弁務官事務所で働いているのよぉ」とけらけらと写真を見せながら様子を話してくれました。また帰国したら会おうね。と守るかどうかわからない約束をして。あっ、彼女は無事です。国連の外国人職員は国外への避難を認められたので。彼女がいろいろな人へあてたメールに「一緒に働いていた友人がとても心配だ。彼女は現地の人間だから国外にでることができない。9月11日まで普通に寝ていたのに、その日から夜、怯えながら寝ることになった。」という内容を書いてあった。その頃、ニューヨークに住んでいた人たちも確か同じようなことを言っていたTV報道を見た記憶がある。攻撃した側もされた側もそのほんの1,2ヶ月前まで“戦争、武力攻撃”という文字がそんなに短い期間で現実化するとは思っていなかったのではないかと思います。物理的に、法的に戦争が出来る状況を創っていればできてしまうのかぁ。人はいつも正しい判断ができるわけではないと思うし。

 なんとなく、この本読みながら(まだ数ページしか読んでないけど)思い出した次第です。フジタ