夏の終わりに、そんな森を歩いてきました。
場所は、多摩川源流に位置する山梨県小菅村。
東京都水道局の管理する「水源地ふれあいのみち」です。
多摩川と相模川の分水嶺にあたるこのハイキングコースには、
樹齢250年といわれるブナの巨木もありました。
霧が立ち込めた幻想的な森には、幾種ものキノコがあり、
また、薄紫の「レンゲショウマ」にも出会えました。
水を豊かに蓄えている森を体感しつつ歩き、
何とも心地よい時間を過ごすことができました。
今回は、地域協議会で7月に行った「私のまちの川調査」の続編として、
水道水源林まで足をのばしました。
森林の環境が守られることと、水がきれいであることの密接な関係を
あらためて知らされました。
私たちのまちの緑の保全も気になります。
水と緑の自然循環ウォッチングに、この秋、皆さんも出かけませんか?
国立ネット・事務局長 小川宏美