真夏並みの暑さとなった7日、大西ゆき子の都政フォーラム「おとなの社会科見学」にバスで行ってきました。総勢、約40人。ネットの小旗の下、上野の国立・国際子ども図書館、汐留の都市再開発地区(臨海部開発を展望)、ごみ埋め立て処分場を都・職員の説明つきで見て歩き、一同、都心部の変貌ぶりに“おのぼりさん”状態の一日でした。
とくに、東京湾からの海風を遮り、ヒートアイランド化をすすめると先日、新聞にも載っていた汐留の高層ビル群は、近づくバスの中から見ても異様な風景。世界貿易センタービルの、あの9・11事件が浮かんで恐怖を感じてしまいました。この再開発に、道路づくりなど、都民の税金がたくさん使われているのです。東京湾は、東京に住む人にとっての貴重な自然資源でもあります。私たちの住む多摩地域までつながる東京というまちの、全体の環境にも配慮した都市づくりや景観を、大きなビジョンをもって構想してほしかったと、つくづく感じました。皆さんは、どう感じられるでしょう。機会があったら、ぜひ訪れてみてください。