ところが、ここ数年、外部に面している駐車場わきへの不法投棄(事業者ゴミ)や車中盗難、車へのいたずら。はたまたゴミ置き場へ無断での粗大ゴミ投棄、車両の隙間で自傷事件があるなどが続きました。繰り返されるマスコミ報道の悲しい事件からも不安をあおられ昨年度、とうとう防犯カメラの設置が住民の話し合いの上決定。数ヶ月前近隣も含め生活圏を写さない範囲に向けカメラが設置されたところでした。もちろん、被害のあった箇所には警備会社の指導のもと、カメラは向けています。
設置後一ヵ月、早朝、住宅掃除で出た葉っぱをゴミ出しするため住宅のど真ん中の樹木下にリヤカーを引っ張っていったところ・・・。大きなソファーが、ドーーンと設置?いやっ放置されてました。明らかに粗大ゴミ?花見用のソファーではないよなぁ〜。などと一瞬考えてしまいそうなくらい、どうどうと置かれていました。
そこは、住宅内の遊具のあるとなりのスペース。住宅の真ん中ですから住民のプライベート空間にも接点がとても近いところ。カメラはもちろん向けられている場所ではありません。
物理的な防犯対策というのはどうしても隙間をすり抜けて巧妙に次の犯罪や事件が起こり、もっと悪質に変って行く可能性があることはよく言われます。また、人間が行う監視的な類だと管理体制の強化に繋がってしまう可能性もあるような感じがします。
防犯ってなんだろう?素朴な疑問をもつM子です。