「国立市からの回答」~さくら通りの桜、その後~

2015年3月2日 14時17分 | カテゴリー: トピックス

 
2月28日の土曜議会に市長の施政方針に対して生活者ネットからはあべ美知子が代表質問をしました。質問の一部「さくら通りの桜の伐採」について翌日の読売新聞に取り上げられました。
国立・生活者ネットワークとしては、すでに1月14日、佐藤市長に対し「さくら通り改修事業の道路設計と樹木伐採の再考を求める緊急要請」を提出していました。その回答が2月26日付で届きました。
以下、要請事項と回答の部分全文を掲載します。
 

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(要請事項1) 国立市道富士見台第6号線(さくら通り)改修事業については、早急に専門家を交えて市民が意見交換し、議論できる場をつくること
(回答) 平成25年12月の説明会、平成26年7月の植栽計画見直し説明会、9月の桜について学ぶ会、12月の現地説明や、市報、ホームページ、さくら通りの掲示板により事業の説明や周知等を行ってまいりました。特に、桜について学ぶ会には専門家も数名参加しております。
 平成27年2月7日に専門家(樹木医、造園家)を交えた意見交換会を開催させていただきました。
 今後、残した桜をどうしていくのか、また新たに植栽した桜をどう育てていくのかということについては、市民の皆様や樹木医の協力を得ながら検討していきたいと考えております。
 
(要請事項2) 桜と銀杏の植栽計画については、伐採ありきではなく、樹勢回復・保全を目的に植樹帯の拡幅、植樹桝の改善、土壌改良、樹冠部の軽減等を含む手当・養生を行うこと
(回答)街路樹診断により不健全(C)判定された桜については、倒木防止対策(支柱等)が困難であることから、道路利用者の安全を確保するためには新たな桜に植替えするしかないということをご理解願います。
 残す桜の樹勢回復や維持管理については、樹木医の協力を得ながら検討してまいります。
 植樹帯を拡幅するには、側溝を撤去する必要がありますが、側溝を撤去すると倒木する危険が高いことから撤去することができません。このことから残す桜の植樹環境を改善することは困難ですが、植替える箇所は側溝の撤去が可能ことから、自転車道の下部に根が成長できるような土壌改良を行います。
 主要交差点部の銀杏を存置すると、自転車道の幅員は最小でも1.75m程度となりますが、関係機関との調整により、自転車利用者には若干支障が生じるかもしれませんが、存置することといたします。また、配置修正の3本についても存置いたしますので、銀杏は全て植え替えないことといたします。
 
(要請事項3) 街路樹の保全のために、2m幅の自転車道を1.5m幅の自転車レーン(一方通行)にするなど、道路設計全体の再検討を行い、健全な樹木を伐採することなく、樹木と人との共生を図ること 
(回答)上記の回答のとおり、側溝の撤去が困難なことから自転車道の幅員を1.5mに縮小しても植樹帯を拡張することはできないということです。
 また、自転車利用者の状況や沿道住民の利便性を考えると、現状では自転車道の一方通行化は困難です。
 なお、銀杏は全て存置することといたしましたので、健全な銀杏を伐採することはございません。
 
 歩行者と自転車の通行を分離し、道路利用者にとって安心安全な道路に改修するため、また、老朽化した桜は若木に植替えることで、安全な桜並木を次世代に引き継いでいくためにも、現計画に基づき事業を推進していきたいと考えます。
 
 担当 国立市都市整備部道路下水道課 課長