食農共育「江戸の文化」~江戸エコ行楽重に見る「和食」の位置

2014年7月15日 17時55分 | カテゴリー: くらし・環境, トピックス

  CSまちデザイン市民講座に参加してきました。
 江戸後期の実際のレシピを元に料理した江戸エコ行楽重「会席春夏」を、再現された江原絢子さん(食文化研究者)と阿部憲昭さん(楠公レストハウス総料理長)のお話を聞いた後、しっかりと味わっていただくという幸せな講座です(#^0^#)

 7月6日に開催された第2回地域交流会「ビオサポまつり」での
講演:子どものカラダをむしばむ
 「食品添加物の本当のはなし」
で講師をしていただいた近藤恵津子さんからのお誘いで、
東京千代田区までやってきた国立ネット広報部取材班のSio&Mikiです。

 7月11日(金)台風8号が過ぎ去ったあと、「うそでしょ・・」と言いたくなるような炎天下の東京駅を出た私たち。しかし直射日光の日差しもアスファルトの照り返しも気に掛ける暇もなく、立ち並ぶビルの装飾部分としか思えないあの高いガラス張り部分には、「どうして太陽光パネルを設置しなかったのか?」など勝手なことをしゃべりながら、楠公レストハウスへ。

 いつもは300人もが一堂に会せる広い食堂を、移動式の壁で区切っただけにもかかわらず、丸の内の喧騒から全くかけ離れた世界感をかもしだしているのは、旧江戸城の緑に囲まれた佇まいと高い吹き抜け天井のせいなのか・・・。
凛とした空気の中、近藤さんの司会で江原さんと阿部シェフのお話がはじまりました。

 「和食」文化の保護・継承 国民会議(略称:「和食会議」)の副会長もされている江原さんのお話は、ユネスコ無形文化遺産に登録されたときの提案書から考える「和食とは?」です。
 阿部シェフは、西洋料理のコックとして楠公レストハウスの支配人兼料理長になったことから、多くの外国の観光客に提供する食事が西洋料理でいいのか?という疑問が和食を見直すきっかけとなったとお話されていました。
西洋料理との比較をすることで、「じゃー、和食ってなんだろう?」ということが少し理解できた気がしました。
 
お二人ともに共通して口にされたのが、
「心を配る、食材を活かす調味」という言葉です。

抽象的ではありますが、食べる人のことを想い、食材(自然)を大事におもい、出来上がりをうれしく感じてくれることを(自分の)楽しみとする。
これが「和食」なのかな?と思ったのですが、きっとそれは生産地が遠く顔の見えない関係や、作ってくれている人といただく人との間に信頼関係がなければ到底成り立つものではないのでしょうね。

いただいた会席弁当です↓

・・・こうして、江戸の料理を堪能したSio&Mikiの二人は、ルンルン気分で帰途に。途中で急な雨に当たりながらも事務所に戻り、待っていたのは溜まった仕事。「逃げたい!」と思ったのは紛れもない事実です。