これってデートDV?-殴る、蹴るだけが暴力ではありません

2012年10月10日 17時45分 | カテゴリー: トピックス

デートDV特別電話相談のチラシ

 東京・生活者ネットワーク「東京政策 2013」(2012年7月発表)には、
 ■女性の人権を守る ・女性への暴力を根絶する の中に
 ●DVをなくし、被害者を守るしくみをつくる
があります。

ネットでは、「親密な男女間の暴力や性暴力は個人的な問題ではなく、社会問題」と考え、DV防止と被害者支援をすすめるための学習会や働きかけを積極的に行っています。

 先日、たまたま風変わりな弁護士が主人公で、その回がちょうどDVを題材にした漫画を目にしました。暴力を振るわれるわけではなく、モラル・ハラスメントの加害者である夫からタイミングよく(悪く?)妻の心から自尊心を徹底的に傷つけるような構成で”言葉”や”態度・行動”がぶつけられていく様子を描いていました。そしてそれは、うまい具合に弁護士への状況説明の段階になると「たいした問題」には判断されないもの、となってしまいます。だんだん彼女は「やっぱり自分が悪いのか?」と思い込み・・

 この漫画の場合は、もちろん主人公の弁護士(自分の担当でもないのに)が問題を見破り解決も(同じような経験をした女性が被害者本人と他の弁護士に問題を明らかにした)していったのですが、現実ではどうでしょう。

 家の中のことや親しい間柄の出来事は、外からは見えません。また、他人が説明を聞いただけでは「問題だ!」ととらえるのは難しいものがあります。パートナーからの暴力により3日に1人女性が亡くなっている現実から、外からの支援は必要不可欠です。社会の無理解で被害者が声をあげられない、さらに被害者本人がDVとは認識でき難い等、問題は多く、被害者の視点に立った相談・支援、司法手続きの体制が必要です。

11月に東京都の企画として、たった2日間だけではありますが、
「デートDV特別電話相談」が開催されます。

 「これってデートDV?」
 -交際相手からの暴力- 殴る、蹴るだけが暴力ではありません

 ○殴るふりをして脅す    ○人前でばかにしたり、大声でどなる
  ○携帯電話や友達づきあいを細かくチェックする
     ○デートの費用を無理やり払わせたり、お金をせびる

あなたや、周りの人が、交際相手との関係で悩んでいたら、相談してください。

◆平成24年11月9日(金)、10日(土)14:00~20:00
◆デートDV特別電話相談 0120-110-027
◆主催:東京ウィメンズプラザ